肝心要の矯正
8日、国立劇場で歌舞伎の忠臣蔵を観劇しました。学会仲間の先生と、私の医院でメンテナンスを継続されている方3名での観劇です。内容は忠臣蔵3部作の内の最終章、つまり討ち入りの場面ですね。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式の矯正では、装置の装着は寝ている時に行うのですが、それ以上に大切なことは、装置を入れていない時間をどう過ごすかです。
何もしないというわけではなく、朝昼夜に10回づつ あいうべ体操という舌を正常な位置に戻し、口呼吸から鼻呼吸へ変えていくエクササイズをしていただいています。また、前噛みを意識してもらい、噛む回数をなるべく増やしていただきます。
そのようなことをしていただくことで、ややもすると装置だけでは補えないかみ合わせを正常な位置にしていくことを期待します。
もしそのようなことをしなければ、歯の土台が大きく広がるだけで、かみ合わせもうまくいきません。つまりそのようなアドバイスがキーポイントとなり、将来,正常な歯列に変えていけるわけです。
昼間と夜の習慣を正しく実践することが、取外し式の矯正治療の要といえます。