歯並び改善

16日晴天の中、久しぶりにテニスをしました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
歯並びが気になる方は、かなりの割合でいらっしゃいます。お子様の歯並びが気になるお母さんや、自分自身の歯並びに悩んでいる中高生など特に女の子は、その傾向が強く、何年かけても改善したいという希望の方が多くいらっしゃいます。
よく考えるとなぜ歯並びが悪くなるのでしょうか?遺伝因子、後天的因子、習癖など考えられます。
特に口呼吸の要因が近年脚光を浴びています。口呼吸は、口の周囲筋や舌の力が弱いことで、口をぽかんと開けている時間が長い状態のことをいいます。

原因としては母乳期間の短さや離乳食が早すぎた場合、口を中心とした呼吸に変わってしまうことといわれています。
口呼吸の弊害は、歯並びが悪くなる事以上に、肺に雑菌やウイルスを取り込みやすくさせ、風邪やインフルエンザに罹患しやすくするということです。また、扁桃腺由来の疾患であるアトピーや関節リウマチなどの疾患にも関係します。
口呼吸になってしまった場合、あいうべ体操によって口の周囲筋と舌の力を活性化させる必要があります。当医院も矯正治療と一緒にあいうべ体操を指導し、歯並びと口呼吸の改善を行うようにしています。