日本人として生きる
幕張ドルフィン歯科 矯正歯科の米山です。
昼間外して、夜付けるだけの取り外し式の矯正を行っています。
22日は、朝から雨模様
私は、日課のジョギング後、東銀座へ
昨年に続き、歌舞伎観劇をご意見番の齋藤先生とご一緒させていただきました。
実は、昨年末に齋藤先生の連絡メールを確認できず、
今年に入ってからメッセンジャーで22日のご用意があることを知り、慌てふためく始末。
当日、お会いしてからそのことを謝罪し、まずは、お決まりの幕の内弁当を購入。
今回は、3階席でしたが、そこから見る舞台も一興の価値がありました。
初春大歌舞伎 昼の部の演目は
一幕目 金閣寺
二幕目 蜘蛛の拍子舞
三幕目 一本刀土俵入り
今回は、高麗屋 滝野屋 明石屋 澤潟屋 紀伊国屋 加賀屋 播麿屋 萬屋 大和屋
といった混成メンバーの出演でした。
金閣寺では、七之助の雪姫の舞に昨年同様、魅了されました。
竹本の語りと三味線の音色が、春の舞台の色鮮やかさに見事にはまっています。
歌舞伎では、悪役も最後には、大見得を切ります。
これは、ハリウッド映画では見られないこと。
まさに歌舞伎ならではといえます。
蜘蛛の拍子舞は、昭和39年以降、つい最近まで公演されていなかった演目です。
人気のある演目とそうでない演目があるとのこと。
しかしながら、玉三郎の舞は、見るものをくぎ付けにします。
幸四郎の一本刀土俵入りは、ご意見番曰く、はまり役とのこと。
実直な男を演じられるのは、幸四郎ということに私も納得しました。
歌舞伎座は、観劇する席によって見方も変わります。
前回は1階で観ましたが、今回の3階席でも舞台の袖から袖まで一望でき、細かな
ところまで観ることができました。
お開きの後、齋藤先生と丸ビルで一献。
歌舞伎や仕事の話でひと時を過ごしました。
齋藤先生は、幼少のころから歌舞伎に親しみ、先代からの役者を観てきた方です。
なので、歌舞伎に対する評価も、新参者の私とは比べ物にならないくらいの深さがあります。
私は、最近の身長の高い女形しか知りませんが、そこに魅力を感じます。
今回の客層も圧倒的に女性が多いのですが、年齢層は幅広いようです。
齋藤先生に聞くと、たとえば、中村屋しか見ないという人もいれば、スーパー歌舞伎だけ
という人もいるそうです。
私は、古典芸能を教養の一環として触れてみたいという気持ちがあるので、いずれは
歌舞伎だけでなく文楽、落語などにも触れてみたい。
そんな思いを抱いています。
日本人として仏教やそのような古典芸能を学び、今一度日本の良さを
味わってみたいのです。
世界情勢が揺れ動く昨今、日本の源流を再確認し、日本人として正しい姿勢を保つこと。
そして、今自分ができることにベストを尽くす。
さらには、日本人が持つ情念を再燃させること。
そのように感じた次第です。