奥の深い矯正

11日は、早春の穏やかな一日となりました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
歯並びを改善するために、何でもない歯を抜歯する必要はありません。ワイヤー矯正では、抜歯したスペースで歯並びを改善することがあります。しかし、取外し式の矯正であれば抜歯の必要性はなく、歯の土台を広げていくことで歯並びを本来の位置へ戻していけます。
現代人は狭窄した歯列であり、口輪筋や舌の筋力も低下している傾向にあります。その結果、口で呼吸をすることでアレルギーやアトピーに罹患する状況を自ら作り上げてしまいます人間は本来、鼻で呼吸をするようにできているのですが、幼児期に口でも呼吸できることを覚えてしまうと、そのままの状態を不自然に思わなくなります。
人本来の口腔状況に戻すことで呼吸や歯列、口輪筋や舌の筋力を活性化させ、将来罹患するであろう病気を防ぐ可能性を高められます。そのようなことを可能にする矯正が、取外し式の矯正(SH療法)なのです。

建国記念の日に浜離宮に行ってきました。穏やかな風が吹くこの地で、梅はまだ2分咲きでしたが、お茶屋で飲む抹茶は格別です。また、風情のある庭の情景は、とても鮮やか。
4歳の息子のケイトは、まだ古風な風情を感じられませんが、いずれは感じられる大人になってほしいと願います。早春の風は、私たち家族の絆をより強いものにしてくれているようです。