夜だけの矯正とは
院長の米山です。
夜だけ装着するだけで、歯並びを改善する矯正を希望させる方も徐々に増えてきました。
実は、僕自身も下顎が細く、叢生があるため取り外し式の矯正をしています。
夜も快適に睡眠でき、なおかつ人に知られず歯並びが改善できるわけですので、日中も固定しなくてはいけないワイヤー矯正に比べ、断然メリットが高い!と実感をしています。
だいぶ、歯の土台も広がってきました。
この分でいくと3~4年治療期間がかかるところを2~3年で終了ということも期待できそうです。
もちろん、歯の並び具合によって人によっては、4~5年なんていうこともありますが、本人ががんばって1日10時間以上装着すれば、治療期間を短縮できるということもメリットのひとつといえますね。
日中は、矯正のことを忘れて通学や仕事、育児に専念し、食事も充分取れるわけです。
食事を取ることは、栄養の供給のほかに咀嚼という大切な部分があります。
咀嚼によって副交感神経が優位となり、セロトニンの放出量も一定となります。
ストレスがたまると、セロトニンが不足し、うつなどの神経症状が現れます。
咀嚼というリズム運動が、脳の活性化や自律神経のスイッチングを良くしてくれるのです。
よく咬む習慣は、ストレスを軽減し、免疫力を高め、病気知らずの人生を与えてくれるでしょう。
当医院の矯正は、ただ単に歯並びを良くするという目的だけではなく、咀嚼という大切な作業に支障のない矯正ともいえます。
日中の咀嚼(食事)と夜の矯正。
この絶妙なバランスを維持できる唯一の矯正といえるでしょう。