内なる響き
11日、業者の方とクラシックコンサートに行ってまいりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
いま世界でトップクラスといわれている指揮者であるパーヴォヤルヴィとNHK交響楽団のシベリウス交響曲第2番は、まさに北欧の大自然を彷彿とさせる名演でした。
千葉県は、中高で管弦楽や吹奏楽の活動が盛んです。取外し式の矯正治療をしている学生さんも、楽器を演奏している方が多くいます。
矯正治療中にも音楽の話をすることが多く、私も良い刺激を受けています。楽器の中でも吹奏楽器は、多少なり歯に影響があります。
そのようなことを治療前には必ず説明し、矯正治療をスタートさせますが、今まで特に大きな問題とはなっていません。
前歯もそうですが、特に奥歯は咀嚼に深く関係し、噛むという行為自体がリズム運動となります。よく噛むことで脳が活性化し、セロトニンホルモンが、安定した心を作り上げていきます。
シベリウスは、ブルックナーと同様に孤高の作曲家として知られています。北欧の大自然を愛し、数々の雄大なシンフォニーを作曲しました。
別名フインランデイアと呼ばれている交響曲第2番は、NHKホールの聴衆を魅了し、フイナーレを感動的なものにしました。
指揮者は、作曲家の意図するものをくみ取りながらも、またヤルヴイ流の斬新な解釈とパワーを感じさせるものでした。
きっと、矯正治療中の学生さんたちも、音楽を通じて自分なりの世界観を育てているに違いありません。
自分の
心の声を聞ける人は
周りの雑音に振り回されない
しかし自分の心を軽んじる人は
周りの雑音ばかり気にしている
真のサムライは
己の心に忠実である
坂本龍馬