今できること
虫歯や歯周病は、生活習慣病であることはおわかりでしょう。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
なので虫歯や歯周病は、予防やコントロールすることが可能ですが、歯列不正はどうでしょう?もし乳幼児期からの生活習慣を改善していければ、私は歯列不正も予防可能と考えています。
具体的には、母乳の時期の延長や良く噛むことを習慣化することで、多くの確率で歯列不正は防ぐことができるでしょう。また、正しい姿勢で食事をする習慣と、テレビを見ながらの食事習慣を廃止することも大切です。
食事中は、ただひたすら食べるという行為に注視することで、その食材の旨味を感じ、咀嚼というリズム運動によって脳が活性化します。
昔の食卓は、ちゃぶ台を囲んで家族が正座をし、ラジオを聴き,小さいころから箸を持たせる習慣がありました。
現代の食卓といえば、大人専用のテーブルに座り、子供は地に足がつかず、テレビは横向きで見るといった光景が目に浮かびます。
こう見ると、虫歯は減少したにもかかわらず、歯列不正の増加も納得がいきます。
また、スマホゲームを小さいころから与えると、猫背となり歯並びにも影響を与えます。さらに柔らかいもの中心とした食生活事情が、噛む回数を減らし、歯列不正を助長させてしまうのです。
このように家庭環境の影響は計り知れず、幼児期からの取り組みによっては、良くも悪くもなってくるのです。
できないことを
悩んでいるほど人生は長くない
凡人はできないことを
悩んでいるうちに人生を終える
過ぎた時間は帰ってこない
今できることに集中すべし
坂本龍馬