よく噛むことの意義

千葉市 幕張本郷の矯正歯科 幕張ドルフィン歯科です
空前の健康ブームの背景には、日本の死因ががん、脳血管疾患、心臓病で
占めていることと関係し、それらは生活習慣、特に食生活にあることがわかっています。
さらにいえば、ファストフードを代表とする洋食よりも、和食中心の食生活を見直すことが
大切です。
特に腸内細菌叢の善玉菌を増やす発酵食品の摂取は、体だけでなく心の健康にも
大きくよい影響を与えてくれます。
セロトニンという物質は、腸内で合成されその数%が脳内へ移動し神経伝達物質となります。
セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンの司令塔の役割をし、心の平安に関係しています。
セロトニンを活性化するためには、朝日を浴びることとリズム運動にあります。
早朝のウオーキングは、セロトニンを活性化させる良い方法です。
リズム運動は、呼吸を意識するものであれば何でも構いません。
有酸素運動もそのひとつです。
さらに咀嚼運動も、セロトニンを活性化させるリズム運動として大きな影響を与えてくれます。
つまりよく噛むことが、生活習慣病と心の病にも効果があるということになります。
よく噛むためには、小さいころからの躾が重要です。
もちろん大人の方であっても、よく噛むことに意識を持っていけば、
それだけでも十分効果があります。
この軟食の時代に噛むことの大切さを知り、実践することで
多くの恩恵があることを知ってください。