鼻呼吸の秘密

ロジャーフェデラーが、全豪オープンで優勝を飾りました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
彼の活躍の背景には、怪我に強いことと無理のないフォームに秘密があるようです。流れるようなプレースタイルは、よどみがなく自然体で呼吸も大きく口を開けない鼻中心の呼吸です。
口呼吸が中心の選手は、怪我が多い傾向があるようです。鼻呼吸は、血中の二酸化炭素濃度が上がり、耐久性が向上することがわかっています。
耐久性が上がれば、オールラウンドのプレーが無理のないフォームでできるため、関節への負担が減ります。
その結果、通常引退の年齢になっても、トップをキープできるパフォーマンスを継続できるのだ考えます。

口呼吸の弊害は、怪我だけでなく風邪やアレルギーなどの病気の罹患率も上がり、また歯列不正にもつながることです。
怪我の多いアスリートには、選手生命を自ら減らしていることにぜひ気づいていただきたいのです。

危険を冒して前へ進もうとしない人、
未知の世界を旅しようとしない人には、
人生は、ごくわずかな景色しか
見せてくれないんだよ。
- シドニー・ポワチエ -