鼻呼吸という文化創造
大晦日は、各地で年越しの行事が行われ、日本人として神道や仏教に触れる機会ともいえます。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式の矯正治療をしている子供たちや学生さんも、田舎で年越ししたり、神社に参拝したりと、よいお正月を迎えるとのことです。
今のお子さんは、学校以外では、一体なにに興味があるのでしょう?矯正治療中の話題は、習い事や趣味などで盛り上がります。たとえば、書道や華道、茶道などは日本古来からあるものです。
そのようなものに興味を示すお子さんも多く、日本人としての作法が身に付き、将来必ず役立つでしょう。私も小学校1年生から中学3年生までの9年間、習字を習い何度か賞もいただきました。
私の87歳になる母は、若いころから裏千家の茶道をたしなみ、現在師範として後進を育成しています。
日本的な美意識や作法、伝統文化に若いころから触れることで、将来AIが対等する社会でも充分にやっていけるでしょう。
取外し式の矯正も、あいうべ体操をひとつのつながりとして、口呼吸から鼻呼吸へ変える文化を創造することを目的としています。
このように考えると、子供たちに与える大切なものが見えてきて、私も、今以上に治療家としてがんばろうと祈願する次第です。