食と歯列

梅雨の合間の晴れ間は、とてもすがすがしい気持ちになります。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
軟食文化の弊害として、歯列不正の蔓延化があります。
固いものを前歯で噛み切ることの少なくなった現在、舌と唇の機能も低下し、ぽかん口のお子さんが増加の一途をたどっています。

食卓での食事の出し方も、より軟らかく食べやすいものへと常識が移行し、すぐ飲み込める食文化は、一見よさそうですが、病気を助長させてしまうといえます。
よく噛む習慣は、脳へもよい影響を与え認知症の予防にもなります。
ご家族での食への姿勢を今一度、見直してみる機会を作ってください。