音楽と矯正

先日、チエロの世界的な奏者であるミッシャマインスキーのコンサートに行ってきました。マインスキーの奏でるチエロは、何とも味わい深くすばらしいものでした。幕張ドルフィン歯科の米山です。
当医院に矯正治療に通う女子中高生にも、楽器を演奏している女の子がけっこういます。弦楽器、金管楽器、打楽器と多岐にわたるのですが、特に口を使う金管楽器には矯正治療中に少なからず影響があります。
どうしても楽器が歯に当たるために、治療期間が延びる傾向にあります。取外し式なので,昼間は外していいものなのですが、影響は避けられません。そのことを十分理解していただき、治療を進めていくようにしています。

たしかに音楽は人生を豊かにするものなので、治療中にはしないようにとは言えません。部活動を一生懸命にしていただき、また、自分の歯並びも改善していくことで,人生を大いに楽しんでいただきたい。
私は、楽器はしませんが,クラシックやジャズをウオークマンでよく聴きます。また、生演奏にも触れる機会が多く、その時にしか味わえない音と,奏者の作曲家に対する真摯な解釈に感動をいただいています。