門出に寄せて ~千葉の歯科なら幕張ドルフィン歯科~
幕張ドルフィン歯科の米山です。
28日、私は幕張グリーンタワーホテルに向かいました。
富士山がはっきり見られる晴天の中、スタッフの披露宴が挙行。
私は、その主賓に招かれています。
当日まで、他のスタッフの前で練習を繰りながら挑んだ、晴れやかな舞台。
新婦のかおりちゃんは、新卒から当医院へ歯科衛生士として働いています。
そんな彼女へ向けてのスピーチを滞りなく終えた私は、新郎新婦の姿から
以前、前妻と挙げた挙式を走馬灯のように追憶していました。
最後の両親への感謝の言葉は、かおりちゃんの本当の気持であったと納得するものでした。
どうしても歯科衛生士という夢をあきらめず、学費を稼ぐためバイトを掛け持ちしていたそうです。バイト先から遅く帰ったある日、お父さんが心配して
玄関先で仁王立ちしていたこと。
想いもしない言葉を言って、お父さんを傷つけてしまったこと。
そんな思いを涙ながらに話した彼女の顔には、今まで言えずにいた言葉がありました。
ごめんなさい、そして今までありがとう。
私は、現在再婚です。
前妻は、もうこの世にはいません。
前妻を幸せにできなかった私は、彼女の両親になんと言ってわびればいいのか?
そんな想いをかおりちゃの言葉から拾い集めて、涙が止まりませんでした。
どんなに幸せでも、夫婦はけっして一緒には死ねません。
今の私の妻も旦那様と死別し、5年前一緒になっています。
いわば同士ともいえる中なのですが、結構喧嘩もしています。
かおりちゃんも私同様とても頑固。
結婚は、人生のスタート地点に過ぎません。
私も主賓として招かれる年になりました。
腹違いの息子たちもいづれ巣立っていくのでしょう。
人生の門出
悲喜こもごもの想いが交錯するなか、今日という日を大切にしていきたい。
おめでとう!
かおりちゃん。