自ら実践する矯正
急に降り出す雨新しい矯正装置をいただいた私は、まさき歯科を後にしました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
当医院で扱っている取外し式の矯正装置を自分でも行うようになって、すでに5年目となりました。ワイヤー矯正は、抜歯したスペースを使って2年で治療が終了となります。それに対して、取外し式の矯正は抜歯をしないかわりに、歯の土台を広げていきます。
なので治療期間もゆっくりとしたもので、3~4年はかかります。ただし、夜寝ている時の装着が中心となるため、全く苦にはなりません。また、装着しない時間も重要となり、口輪筋や舌の筋力を活性化させる体操も指導します。
ただ単に歯並びを改善するのであれば、ワイヤー矯正でも可能ですが、狭窄した奥歯を広げたり、舌の力をつけて元の位置に戻すことは、取外し式の矯正でなければ不可能なことです。私も、自ら実践してきた取外し式の矯正に、大きな効果があることを実感しています。
私は、定期的にまさき歯科の院長に矯正治療をお願いしています。修理が終わった矯正装置を若いドクターからいただいたときに、患者の身でありながら彼らに詳しくレクチャーさせていただきました。