総合的に治す矯正
週末も相変わらず雨模様です。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
歯並びが悪くなる要因は、遺伝的な要素より後天的な要素のほうが、遥かに大きく根深いものです。
軟食化傾向の時代では、よく噛まないことによる歯列の不正がとても大きい要因です。
よく噛んでいるつもりでも、食事の時に飲み物が多ければ、すぐに飲み込んでしまう状態が長いということになります。
なので、よほどよく噛むことを意識しない限り、永遠によく噛まない食事の習慣が続くでしょう。
つまり矯正による治療が終了したとしても、その習慣が改善しない限り、後戻りを起こすこととなります。
取り外し式の矯正は、装置による歯列の改善と同時に、よく噛む習慣と口呼吸を鼻呼吸へ改善するプログラムを取り入れています。
すなわち、咀嚼と呼吸を人本来の機能と形態にシフトすることを目的とした総合医療といえます。