祭り
24日は、祭日の週のため、振替診療しました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
幕張ドルフィン歯科は、2001年の5月に現在の地とはまったく異なる場所で開業しました。
現在の場所は、2011年の大震災で医院が被災し、方々を探した挙句、
偶然空きがあったところです。
移転前の場所は、千葉街道沿いの商業施設敷地内の2階にありました。
被災前の7月の時期になると、商業施設の有志が企画する夏祭りの役員として
忙しくしていたことを思い出します。
私の係りは、決まって焼きそばでした。
大きな鉄板の上に焼きそばを5玉ぐらいおいて、ヘラでかき混ぜるのですが、
午後4時スタートから終わりの9時までノンストップなので、かなりの重労働です。
そのほかの露店は、焼きイカ、焼きトウモロコシ、かき氷、ジュース類、輪投げなどを
商店会役員総出で、売っていくわけです。
見世物も毎年ゲストを招集するのですが、ヨサコイ団体が大挙出演したときは、圧巻でした。
そのほかには、ジャグリング、吹奏楽、太鼓団体など趣向を凝らしました。
売り上げなどまったくなかったのですが、商店会の活性化を目標としていたため
役員の満足感は、高かったように思います。
そんな、毎年恒例の夏祭りも大震災とともに終焉を迎えました。
現在の商店会は、ほとんどが駐車場スペースとなっています。
最後に商店会を離れる時には、大家さんともめたことが今でも悔やまれます。
現在の地に移転して、駅前のホテル敷地内で行われている夏祭りには、景品と少額の
援助金のみで参加させていただいています。
本来の祭りの意味は、五穀豊穣、自然への感謝を表すものなのでしょう。
来月は、私の故郷小岩でも神輿が練り歩く小岩神社祭が、営まれます。
江戸川の花火大会も見逃せません。
祭りは、人に自然や神様に対する畏敬の念を甦らせます。
人に故郷がある限り、毎年祭りはどこかで催されています。
古からある祭り
手作りの祭り
時に自然は、恐ろしいほどの脅威を私たちに突き付けます。
そんな中でも人は、自然を敬い、自分も自然の一部であるという自覚を改める意味として
祭りを営むのかもしれません。
あなたの故郷の祭りは、どのような意味を持っているのでしょうか?
もしかするとそこにあなたの原点が、あるのかもしれません。