矯正相談のスタンス

幕張ドルフィン歯科の米山です。
連休はいかがでしたか?私は家族と軽井沢へ行ってきました。東京の蒸し暑さから解放された2日間でした。
先週の矯正相談では、セカンドオピニオンとしてのご相談がありました。小学校低学年の男の子が、現在矯正治療中で、その後の治療に関しての御心配がお母さんにあったようです。
前歯は特に問題がなかったのですが、奥歯のスペースが不足し、その後の治療にワイヤーを使用するとの説明があったとのことでした。そのため、前歯にもワイヤーを通す必要性を説明され、躊躇されていました。

私は、その主治医の治療を尊重し、その治療法を進めていくようにアドバイスをさせていただきました。当医院の取外し式の矯正でも、奥歯のスペース作りは可能ですが、前歯のスペースは特に問題がないため、現在行っている治療の継続をお勧めし、相談を終了しました。
当医院の矯正相談には、現在他院で矯正治療中の方も来院されています。その場合は今の現状を説明し、当医院で治療をしなくても良いことをお話しします。また、相談者のご不安を減らすことに専念するようにしています。
最終目標は、目の前の方が最も良い結果になることですので、当医院の患者さんにならなくてもいいわけです。そのようなスタンスこそが大切であり、そうあり続けたいと思います。