矯正と呼吸

14日は、昼ごろから暖かい風が吹き、心地よい気候となりました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式の矯正は、歯並びを改善していくことだけではなく、狭窄した歯列を垂直に戻し咽頭や鼻腔を広げていくことで、呼吸しやすい状態にします。
また、舌の位置を正常に戻すことで、将来起こりうる睡眠時無呼吸症や肺炎を防ぐ可能性有するものです。
このように歯並び改善をきっかけとして、全身の健康を向上させる矯正であり、他の矯正治療と比較しても、類を見ないものです。
現在女性誌でも話題となっているあいうべ体操や、夜貼っていただくマウステープを勧めることで口呼吸の防止と口輪筋や舌の力の活性化を促していきます。

呼吸は、日常行っている生命活動にはなくてはならないものです。私は、ハタヨガを習っていますが、ヨガも呼吸を意識し、内面を見つめるエクササイズです。
今回は、食のレクチャーと呼吸、そして太陽礼拝を教えていただきました。ヨガの歴史は古く、仏教よりも古いことが知られています。
仏陀もヨガの瞑想を実践することで、悟りを得ました。瞑想も一つの呼吸法ですが、呼吸を意識することで今ここを実感することができます。
日本はこれからとても厳しくなるといわれています。その様な中で、自分を見失わず、また絶対的なものは、この世にはないことを知り、落ち着いた心を養うために、呼吸を意識することは、とても大切なことと思うのです。