歯列の育成
一雨ごとに暖かさを感じる季節となりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
老齢期に近づくと咀嚼機能も低下し、噛めなくなる状態に陥ることは想像できるかと思います。
しかしながら現在では、幼少期から柔らかいものの食文化が浸透し、よく噛めない、噛まないお子さんの増加が、不安視されていることをご存知でしょうか?
その結果、歯列が不正となり、前歯の異常に気付かれて、初めて矯正治療を検討するといった現状があります。
そうなる前に親御さんが、お子さんへよく噛む習慣を身に付けさせ、よく噛める歯列へ育成していく必要があります。
噛む回数は、食べ物によって硬さが違うため、一概には何回必要とは言えませんが、よく噛む習慣はお子さんだけでなく、家族そろって意識していただければと思います。
その意識づけが身に付くことで,お子さんの発育の過程で,正しい歯列へと移行することが可能となるのです。