歯並びに起因する口呼吸

幕張ドルフィン歯科の米山です。
私は以前、院内での講演会を月一で開催していました。対象は、乳幼児期のお子様を持つお母さんです。歯並びが悪くなる要因のひとつに、口呼吸があります。その口呼吸について、詳しくお話しいたしました。
赤ちゃんは、本来鼻呼吸をしているのですが、離乳食期から口でも呼吸できることを覚え、口呼吸に移行してしまうことがあります。また、母乳の吸啜という行為が、口や舌の筋力を高める最高の運動になるのですが、その吸綴の時期が少なければ、口や舌の活性化が伴いません。

その結果、舌が垂れ下がり、前歯を過剰な力で押すことで、歯並びに影響を及ぼします。なので、乳幼児期のお母さんたちにお伝えすることは、母乳の期間を一年以上継続することと、離乳食期の時期を遅らせるということになります。
また、乳幼児期を超えてしまったお子さんをお持ちのお母さんには、あいうべ体操という口や舌の筋力を活性化させる運動をお勧めしています。そのようなことを注意することで、歯並びが悪くなることを防止することが可能となります。
あいうべ体操については、現在今井先生という内科医が、ネットや雑誌などで啓蒙されていますのでご覧ください。