森田療法

今回は、森田正馬教授の唱えた療法についてお話いたします。

1.あるがまま

この言葉に何かひっかかるものはないでしょうか?

人が不安や怒りを覚えるのは当たり前の感情で、その感情を否定するのではなく、あるがままを受け止めるという考え方です。

2.まず行動する

不安は自分の心が作りだします。

この不安を考えれば考えるほど、緊張して何もできなくなる経験はありますよね。

私も学会で質問をしたいけれど、こんなこと質問して笑われないだろうかと思うこともあります。

テニスでも、緊張する場面でサービスが入らないと思うと、まったく入らずダブルフォルトしてしまいます。

この不安や恐怖に勝つためには、何も考えずに行動することです。

緊張や不安は当たり前のことと思い、今の現状を受け入れることです。

どの道人生は、前へ進んでいくものです。

いい意味で開き直ることです。

すると私もい、勉強会でしっかりと手を挙げて質問することができたり、テニスでも相手を圧倒するぐらいのサービスを入れることができます。

3.小さな問題からとりかかる

いきなり大きな課題を目の前にしてしまうと委縮するものです。

なので、まず小さなことからコツコツと実行することです。

目の前の課題をひとつずつ片付けられる自分になることで、気が付くと大きな高みにいる自分に気づく日も必ず来ると信じることです。

4.完璧主義から自分なりの成果を考える

私も動画制作にあたって、ユーチューバー目指そうと大それたことは微塵も感じていません。

5.個性を大切にする

世界中探しても、ひとりとして同じ人間がいないように、それぞれの特徴があるし、他人と違うことを自ら認められるマインドこそが大切です。

完璧を求めると苦しさしか残りません。

個性豊かに生きたいのであれば、自分や人に完璧を求めないことです。

それこそが、幸せに豊かに生きることにつながります。