日本の食文化の危機
幕張本郷の矯正歯科 幕張ドルフィン歯科です
最近、よく噛めないお子様が増えています。
給食で、硬いものが出てくると残してしまう。
フランスパンがかじれない。
そのような状況になてしまったのは、戦後欧米食文化が日本を席巻したころから
始まっているようです。
特にファストフード、レトルト食品、コンビニ食などの影響は、大きいといえます。
それと同時に生活習慣病の蔓延化も起こっているところは、食生活との関係を否定できません。
軟らかく味覚をすぐに刺激するものは、噛まずに飲み込めてしまうのでそれで満足してしまいます。
よく噛む効果は、医学的にも根拠があります。
よく噛むと唾液が促進され、唾液に含まれる抗酸化作用ががんを抑制してくれます。
よく噛むことで脳が活性化され、認知症の予防や海馬を刺激すると理論的な思考力と
記憶力の向上につながります。
このように咀嚼は、生命の根本的な部分に大きな影響を与えています。
もし、歯並びが悪く咀嚼力に問題があるとすれば、矯正が必要でしょう。
それと同時に必要なことは、よく噛むという意識です。
ご家庭では、献立も一工夫してやや硬めのものをお子様に与えてください。
さらに詳しい内容をお聞きになりたければ、今月の25日午前11時より、
院内で講演会を開催いたします。
どうぞご遠慮なくご予約ください。