心の健康
院長の米山です。
すでに仕事始めの方もいらっしゃると思います。
当医院は6日より通常診療となります。
現代の日本は、うつ病の蔓延化が深刻な問題となっています。
江戸時代にうつ病が流行ったという文献は皆無ですが、1990年ごろよりうつ病に伴う自殺率が
上がってきたようです。
そもそも日本人は、いわれのない不安感が遺伝子レベルで強い民族です。
その不安感から薬を常用する習慣が、世界の国よりも非常に高く、みずから薬の副作用を
増強させている感があります。
うつ病になると神経内科などで抗不安薬を処方され、それで改善できればいいのですが
そう簡単な話ではありません。
カウンセリングによって自分の不安がどこから来るのかを俯瞰してみることと、食生活習慣を
改善することが必要です。
つまり腸内細菌叢で作られるセロトニンという物質が心の平安に関係しているので、
そのセロトニンを活性化させる食生活や生活習慣そのものを見直さない限りは、
あなたの不安感は増大するだけです。
また、職場の人間関係が不安の元であるならば、職場を変えることも必要となります。
セロトニンを活性化させるという意味においては、座禅や瞑想もお勧めいたします。
私は歯科医師ではありますが、予防医療を実践しているものなので、
心身共に健康でいられるための独学もしてきました。
その理由は、ドルフィン歯科HP 院長の自分史 をご覧いただければと思います。