待つ矯正

幕張ドルフィン歯科の米山です。
私は、毎月数名の方と矯正相談をさせていただいています。たいていご本人とその親御さんがご相談されるのですが、ときに本人のやる気が見られない場合があります。
特にその傾向が強いのが、小学生低学年児の男の子です。お母さんは、永久歯の生え方を心配されるのですが、当の本人は全く気にしません。そのようなケースは、まれにドロップアウトしてしまいます。
当医院の取外し式の矯正は、本人がやる気を持たない限り続きません。そのような特徴があるために、私もご相談時に本人のやる気にかかっていることを強調しています。

現在治療中の患者層は、女子中高生が多い傾向にあります。彼女たちは、歯並びをとても気にしているため、忙しい部活帰りに通い続けています。
この矯正は、いつでもスタートが切れるため、たとえ今歯並びを気にしなくてもいつか気にした時に、スタートされても決して遅くはありません。気にする時期を待つということも,ひとつの道とお伝えしています。