咀嚼トレーニング
現代のお子さんの虫歯は、減少傾向にありますが、一方、歯並びの悪化が顕著となっています。
この背景には、食生活の軟食化が、原因となっています。
後天的な原因が、歯並びに影響を及ぼしているということは、幼児期からの食生活を見直し、固いものも食卓に入れることで、解決される可能性も充分にあります。
咀嚼トレーニングとして固性ガムを3か月間噛んでもらうことも推奨されています。
奥歯で固いものを噛むトレーニングをすることによって、臼歯部によるグライデイング運動が身に付き、歯並びの改善につながっていきます。
ぜひ、食卓での献立に一工夫をしていただきたいと思います。