呼吸を意識する矯正

大型台風が北上中です。
十分ご注意ください。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式矯正治療では、呼吸にも良い影響を与える体操を取り入れています。口で呼吸をするいわゆる口呼吸は、直接肺にダメージを与える呼吸です。
人間本来の呼吸は、鼻でするものです。最近の書籍には、呼吸に関する本もたくさん出版されています。
スタンフォード式 疲れない体 という書籍には、スタンフォード大学のアスリートが実践しているIAP呼吸法というものを紹介しています。
鼻で息を吸って口ではく腹式呼吸方ですが、横隔膜を意識した点が他の呼吸法と異なる点です。

矯正治療に実践していただく、あいうべ体操は、口と舌の筋力を上げながら、口呼吸を鼻呼吸に変えていくものです。
アプローチは、IAP呼吸法とは異なりますが、鼻で息を吸う点は同じであり、ヨガや座禅もこの鼻呼吸を基本としています。
現代のストレス社会では、ややもすると口で呼吸することが多く、その呼吸が病気を作る原因となっています。
鼻呼吸は、病気を作らず疲労回復やアスリートの成績にも良い効果を上げていることが実証されています。