口呼吸と矯正

年の瀬も押し詰まってきました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
幕張ドルフィン歯科は、12月29日から1月6日まで冬期休診とさせていただきます。
皆さんのお子さんは、口をぽかんと開けた状態でテレビを見ていたりしませんか?ぽかん口は、口呼吸といわれダイレクトに雑菌を肺の中に送り込み、風邪などを引きやすくするものです。今年大活躍した錦織選手は、口呼吸です。
また、口呼吸は風邪のほかに関節リウマチ、上咽頭炎、アトピー、鼻アレルギーなど扁桃腺由来の疾患も併発する原因となります。これらを防ぐためには、口を閉じる意識と、夜寝ている時にマウステーピングをすることで鼻呼吸へと改善していきます。
さらには、あいうべ体操という口輪筋や舌の筋肉を活性化させる体操を、朝昼晩10回ずつ行うとよいでしょう。また、当医院の取外し式の矯正は、歯の土台を広げていき、その結果、狭窄した歯列を正常な歯列へ戻し、咽頭や鼻腔を広げることで呼吸をしやすい状態へと改善していくものです。

矯正治療は、ワイヤー矯正のほかに取外し式の矯正も多くありますが、狭窄した歯列を広げていく矯正は、当医院の実践しているSH療法しか存在しません。矯正調整時には、あいうべ体操の指導やマウステーピングの説明も行っています。
来年も歯並びと口呼吸のお話を中心にしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。皆様、よいお年を!