受け取り方次第で人生は変わる
今回はアルバートエリスが、考えたABC理論についてお話します。
A 出来事 Affearis B 受け取り方 Belief C 感情 結果 Consequence
人はある出来事があるとそれに続いてすぐに感情が現れると思うものです。
例えば離婚をした場合、その結果が不幸であれば、だれにとっても不幸な結果となるでしょう。
しかし現実は、そのことについて不幸と感じない人もあるはずです。
出来事 → 感情 結果
人の感情に影響を及ぼすのは、実は私たちの受け取り方によります。
失恋 → 私のせい → 私は愛されていない
→ 束縛がなくなる→ とても自由だ
皆さんにも自分の思い込みがあるはずです。
お金があれば楽になる 成功しなくてはならない 人から好かれなくてはならない
高学歴でなければ出世しない
このような思い込みをイラショナルビリーフといいます。
ラショナルビリーフは、現実に基ずくもの
例えば 人は愛されなくてはならない→愛されるに越したことはない
上司に嫌われている→上司はミスを注意しただけ
まず、最初のビリーフは、親からの影響から来ます。
早く支度しなさい!
私の妻もしょっちゅう小学校3年の息子に言っていますよ。
子供は親のビリーフを本能的に受け入れようとします。
このように親の価値観が子供にとって強固な固定観念となります。
私の幼少のころはといえば、母親に厳しく勉強をしなさい!とは一度も言われたことがありません。
なので、当然のように成績は、ここでは言えないほどお恥ずかしい状態でした。
また、父親は医者でしたので、当然のように私に医者になれと常に言い続けました。
なぜ、医者じゃなければいけないのかという納得のいく説明もないままに
です。
今では歯科医師という道を示してくれたことには、感謝していますが、自分が親になった今でも親の言うことがすべて正しいとは思いませんし、そんな親を見て育った私なので二人の息子には、自分の好きな道を進んでほしいと思います。
言葉にしなくても二人の息子たちは、親の影響を受けながらも自我を確立しながら育っています。
最も妻は、強烈なビリーフを持っているため、いつも早く!勉強しなさい!と息子を怒鳴っていますけど。