医食同源

まだ真夏日が残る季節です。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
歯列不正の原因は、圧倒的に後天的な要因が影響をしています。
特に食生活で何を口にしているか?どのような姿勢で食べているか?水分ですぐに飲み込んでしまうか?
などが、直接歯列の成長発育に影響を与えます。
何を口にしているかという要因は、根深いものがあり、現代の糖質、炭水化物中心の食事が虫歯や歯列不正を生んでいるといえます。
縄文時代の顎骨を観察すると、虫歯や歯列不正がほとんど見らせません。

弥生の顎骨から、歯列の狭窄が起こる傾向が強くなります。
現代人であっても、まったく虫歯や歯列不正のない方は、よく噛む習慣と甘いものを取らない習慣が身に付いています。
魚、鳥肉、豚肉、大豆製品、食物繊維をよくとる方は、病気にもならず、口腔機能もよい状態であることが多いようです。
食と健康は、医食同源という言葉が示す通り密接なつながりがあります。