初心に立ち返る
2日の日曜日は、一日中雨で、肌寒かったですね。
こんな天気が続きながら、晴れやかな桜咲く季節に移り変わっていくのでしょう。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
雨の中、私は母校である鶴見大学へ向かいました。
同窓会主催によるポストグラジュエートコースに参加しました。
今回のコースは、歯内療法について。
歯内療法とは、歯の根っこの部分の治療のことをいいます。
虫歯がひどくなって、神経まで抜かなければならないことがあります。
また、神経のない歯であっても、再感染によって再治療することも起こり得ます。
そんな状態の歯を残すためには、根っこの治療が大切なのですが、近年ではさまざまな
機械や薬剤が開発されていて、根っこしかない歯であっても残す可能性が
高くなっているのです。
ただし、根っこの中はとても複雑な形態をしているために、完全な無菌状態にはできません。
可及的な無菌化を目指すための手技が必要なために、最新の知識や勉強が欠かせません。
私が学生時代に教わった手技も今では、ナンセンスなことが多いのです。
医療は日進月歩なため、日々の勉強は一生涯続くものなのです。
雨の中でも母校は、私を暖かく向かい入れてくれました。
初心に立ち返った一日でした。