全身へのアプローチ

医院もクリスマスの装飾で華やかさが増しています。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
矯正相談を毎月数件実施させていただいていますが、これは口呼吸の蔓延化を如実に表している一つの証拠といえます。
歯列不正の原因は、口で呼吸をする習慣によるところが大きく関与しています。実際、矯正相談者や現在矯正治療中の患者さんの口は、常にぽかんと開けていることがよく見受けられます。

取外し式の矯正治療の中では、口呼吸を鼻呼吸に変えるプログラムを組み、歯列の改善と同じレベルで呼吸の改善を図っていきます。
口呼吸を鼻呼吸へ改善していくメリットは、夜間では、口腔内の乾燥が減ることで唾液量が促進され虫歯や歯周病の予防へつながります。
また、鼻アレルギーや喘息の改善、そのほか風邪やインフルエンザの予防にもよい影響を与えます。
このようにこれからの歯科は、歯列と呼吸双方にアプローチしていくことで、薬を使わずに全身疾患の改善に貢献できるものと考えています。

雨を感じられる人
ただ濡れるだけの人
その違いが
人生の違いなのだ
坂本龍馬