健康とは
皆さんは、健康ですか!私?私はいたって健康です。
ただし、老化現象は当然のごとくあります。
若干の不整脈や左耳の若干の耳鳴りがそうです。
え?それって健康?そうおっしゃるのも無理はありません。
人の健康観もさまざまであり、持病を抱えながらも精力的に仕事に励まれる方もいれば体に問題はないのに、鬱気味の方もいらっしゃる。
そうです。健康とは心身一如というように心も含めてのことです。
なので、私は、はっきりと健康ですと言えるわけです。
もちろん、落ち込むこともあれば、人生はなんてすばらしいんだ!と大声で叫びたいときもあります。
この世の中は、すべて表裏一体、つまり健康があれば病気もある。
幸せがあれが不幸と呼ばれることもある。
死があるからこそ生があり、日向があれば日陰もあるのです。
そう思えることが前提としてあるならば、人生そのものが一つのレッスンととらえられます。
私は歯並び専門家なので、言いますが、人生を味わい尽くすためには、人生そのものをよく噛んでみることです。
よく噛めば噛むほど、セロトニンというホルモンが脳内にいきわたり、落ち着いた心が生まれてきます。
よくよく落ち着いて鼻呼吸をすることで、今ここを味わうことができます。
この呼吸法は、実は瞑想、ヨガ、座禅の呼吸法であり太古の人々が自然と実践している人生の処方箋であります。
驚きますよね!
また食事中にも食材に思いをはせる止観法というものがあります。
これは、例えば夕食でぶりの煮つけを食べているとします。
このぶりちゃんは、大きな海を自由に泳いでいたのかな?
そして漁師さんが、一生懸命になって捕まえ、市場で威勢のいいお兄ちゃんが、ぶりを売りさばく。
そして、ようやくスーパーでパックされたものを愛する奥さんが買い、小学生から料理番として腕を振るってきた奥さんの手料理によって、こんなにもおいしい照り焼きになったのだろう。
というストーリーをよく噛みながら味わうのです。
いかがですか?
味わうとは素材そのもののストーリーをすべて味わいつくすということ。
ぜひお試しください!