三つの法則
さて、前回は健全な人、不健全な人との違いをみてきました。
不健全な人は母子一体感が強い、つまり自己中心的な行いや言動が多い人のことを言いました。
健全な人は、自分と他人を切り離すことができる、いわゆる親しき中にも離別感がある人をさします。
さて今回は健全な人とのふれあいの3つの法則についてお話いたします。
まず今回は、第一の法則として人生を時間の流れの中で観察できること、
時間予算への認識についてお話いたします。
私たちの人生は有限です。不老長寿の仙人のような人は、見たことがありません。
致死率100%です。
この限りある中で何ができるかということを真剣に考えてみましょう。
また、どんな死に方をしたいかを考えてみましょう。
何を残して死にたいのか?
自分の葬儀を想像してください。さあ、参列者からどのようなことを言ってもらいたいですか?借金返せ!あなたのせいで私の人生は台無し。なんて言われたくありませんよね?
あなたがいなくなって寂しい!私を置いていかないで!なんて言われたいですよね?
そして、時間軸の外から見る
日常から離れたところで日常の生活を振り返る。旅なんかでのんびり温泉につかりながら、あるいは山登りをしながら忙しい日々を思い出す。
また、日常の生活が、残された時間の中でどのような意味を持っているのかを考えてみる。
私も現在55歳、残りの人生も佳境に入ってきた感があり、考え深いものがあります。
家族のことや仕事のことについてよく考えます。
また、忙しい時間の中で一人の時間も大切にしています。
将来のことや自分が死んだ後のこと、そして何を残していきたいのかを一度まとめてみることをお勧めします。
今この瞬間にも死に近づいています。
そう思うとこの今こここという瞬間が、とても輝いて素晴らしく感じます。
よく妻とけんかするのですが、その妻のために息子のためにといつも思う自分がいます。
今日を英語で言えばプレゼント
今日というかけがえのない日は神様からいただいたプレゼントなのです。
皆さんは、今を生きていますか?