トータルヘルスを目標とする矯正

新学期とともに新元号が発表されました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
2001年の開業以来、取り外し式の矯正を実践していますが、歯並び、咬み合わせの悪いお子さんや若者たちは、軟食傾向にある食文化に影響されていると考えています。
よく噛まなくても栄養を十分に取れているわけですが、そのよく噛まない行為によって、舌や口の周囲筋や嚥下の力が低下していきます。
よく噛まずにすぐ飲み込む癖は、幼少の時点で改善したいものですし、ながら食べ、つまり食卓でテレビを見ながらやスマホをいじりながらの食事は、よく噛む行為を無視しがちです。
よく噛むことで脳を活性化し、将来的には誤嚥性肺炎を防止します。

当医院の矯正治療は、歯並び改善のみを目的とせず、よく噛む習慣を身に着けていけるアドバイスと口呼吸から鼻呼吸へのシフトも視野に入れていきます。
そのための筋機能訓練や夜に貼るマウステープの促進、生活背景や全身の健康状態の問診も実施しています。
すべての項目を治療ととらえていただき、矯正治療が終了する時点で、トータル的な健康を増進していただければと考えています。