ぽかん口の子供たち
幕張ドルフィン歯科は,12月29日から1月5日まで冬期休暇とさせていただきます。
今年も残すところ、あとわずかとなりました。皆さん、良い年をお迎えください。
以前にもお話ししましたが、現代のお子さんは、日常ぽかんと口を開けた状態が見受けられます。
テレビを見ながらぽかん。友達や先生の話を聞きながらぽかん。夜寝ている時にぽかん。なにもしていないのにぽかん。
ではなぜ、ぽかん口が悪いのか。それは、ばい菌やウイルスを直接的に肺に送り込み、アレルギーや風邪、インフルエンザに罹患しやすくなるためです。
反対に口を閉じて鼻呼吸を身に着けていれば、鼻が構造上フイルターとなって、菌などをシャットアウトしてくれます。
また、ぽかん口は、現在死因の3大疾患とも言われる、肺炎を併発しやすくする危険もあります。口呼吸を侮ってはいけません。
このようなお子さんには、口と舌を活性化させる方法として あいうべ体操を勧めています。また、狭窄した歯列を取外し式の矯正によって、本来の姿に戻し、舌を前の方へ上顎の方へ持っていくことで、自然と鼻呼吸へと改善していきます。
歯列不正のお子さんは、たいていの場合口と舌の力が低下し、口呼吸となっています。そのようなお子さんを、人本来の鼻呼吸へ戻すことで、風邪やアレルギー体質が改善し、真の健康を得られるに違いありません。