心の向き

最近ジャズにはまっています。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
特に私は、ビルエバンスやキースジャレットを聴きます。
取外し式の矯正を治療中の学生さんも、けっこう楽器を習っている方が多いのですが、私のようにリスナー専門ではないようです。
プレーヤーは、自分の扱う楽器の練習だけでも大変で、名曲を聴いたり、ましてや生演奏を聴きに行くことは少ないのでしょう。
太古から人は、打楽器を打つ習慣がありました。
ピアノは鍵盤楽器ですが、実は打楽器の要素が多分にあります。

私は、ピアノの音色が好きなのですが、そのリズムはほどよいバランスで構成されています。
噛むという咀嚼行為も、いわばリズム運動で、脳を活性化させることがわかっています。
音楽を聴くという行為にも、自律神経のバランスをほどよくする効果があるのですが、矯正治療も、歯列のバランスを生体の本来ある姿にする医療といえます。
自律神経や歯列、咀嚼のバランスが悪ければ、うつ病や認知症、顎関節症など多くの疾患の原因となります。
生活習慣でも規則正しい食事や睡眠が、健康上重要となることは、お分かりいただけると思います。
自分にとって心地よいものを選ぶことは、人生をよりよくする秘訣です。

進路は風の向きではなく
帆の向きで決まる
人生も環境ではなく
心の向きで決まる
進む方向は
自分の心が決めるのだ
坂本龍馬