口呼吸の改善
だいぶ秋らしい陽気となりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
当医院の取外し式の矯正患者層は、女子中高生が多い傾向にあります。しかしここ最近は、小学生のお子さんも増えてきました。
親御さんが,お子さんの歯並びと口呼吸を気にされての相談が毎月のようにあります。実は、歯並びと口呼吸は密接な関係性があります。
まず口呼吸ですが、ぽかんと口を常に開けっ放しの状態をいい、この状態が続くと肺に直接雑菌やウイルスを取り込むようになります。
その結果、風邪やアレルギー、インフルエンザなどに罹患しやすい体質となっていきます。そもそも口の周囲筋や舌の力が弱いために、ぽかんと口を開けっぱなしとなるのです。
また舌の力が弱いため、だらんと垂れた舌が前歯を押すことで、歯並びにも悪影響を与えてしまいます。
本来舌は、上顎にしっかりと張り付くような位置にあります。そのような位置であれば、歯に異常な力が働くこともありません。
大抵の場合、歯並びの悪い方は口呼吸の傾向が強いので、矯正治療と同時に口呼吸改善の体操も実施していただきます。
私が最もお伝えしたいことは、歯並びの改善以上に口呼吸の改善です。双方の改善があって、体全体の健康を増進することができるのです。
あなたが学ぶべきは
転ばない方法ではなく
転んだ時に
起き上がる方法である
坂本龍馬