呼吸と変性意識
皆さんは呼吸を意識しているでしょうか?
幕張ドルフィン歯科の米山です。
ヨガや座禅、瞑想、気功は呼吸法の手法として広く知られています。
それらは、すべて変性意識を作り上げることを目的としています。
変性意識とは、テレビを見ている時に手に汗を握る体感のことを言います。
つまり実際に起こっていないことを、あたかも自分が経験しているように実感してしまう状態と言えます。
また、アスリートがゾーンに入った状況ともいえ、あたかもその瞬間に集中し、無我夢中といった状態ともいえます。
このように人は、日常的に変性意識に入りやすい環境に暮らしているため、ややもするとマーケットでの衝動買いやデイズニーフリークと化してしまうのです。
呼吸法の目的は、自分を変性意識状態にすることで、人本来の生き方を実感することにあります。
本来の生き方とは、自分の本当にしたいことを見つけること、また関わる人すべてを幸せにすることといえます。
私は、矯正治療を通じて患者さんへ呼吸の大切さをお伝えしています。
また、そのためには毎朝の気功や疑似高地トレーニングを実践し、自らを変性意識状態にする鍛練をしています。
このようにしてみると、自分自身を変性意識状態にする手法は、周りの人に良い影響を与えてこそのものといえるでしょう。
人と
比較するから不幸が始まり
過去を
振り返るから後悔が始まり
未来を
心配するから不安が始まる
今ここを生きるべし
坂本龍馬