トータル的なアプローチ
桜の開花もそろそろといった季節となりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
近年の子供や若者に見られる歯列不正の原因は、呼吸、舌、嚥下、口唇がポイントとなります。
また姿勢の悪さも気道の閉鎖に起因し、ぽかん口によって気道確保をすることとなります。
歯列の改善と同時に指導するべきことは、鼻呼吸、口を常に閉じること、舌の正しい位置を認識すること、嚥下時の口唇の動きがないことがあげられます。
若年層に対して上記のアプローチを歯列矯正を通じて行うことと、放置した場合に将来的な問題として、睡眠時無呼吸症、顎関節症、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性を知っていただきます。
単なる歯列改善だけでない、顔面全体や全身へのアプローチは、今後の歯科医療の重要な要素となるでしょう。