嫌われる勇気

8日より、日本ヘルスケア歯科学会のオピニオンメンバー会議に出席するため
神戸へ行ってまいりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
日本ヘルスケア歯科学会は、日本で最大級の予防歯科学会です。
治療ベースから予防ベースの歯科医療を実践することこそが、患者利益になるという理念を
持っている学会です。
歯科疾患は生活習慣病のため、予防の概念が患者さんになければ、一生治療ベースの
歯科のかかり方となってしまいます。
その負のスパイラルを止めるためには、患者さん自身の虫歯や歯周病に対しての
セルフケアの意識が重要です。
その行動を促すために、私は心理学も学んできました。
最近読んだ著書に、アドラー心理学があります。
アドラーは言います。
他者に貢献するのだ という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし
なにをしてもいい。
世界は、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ わたし によってしか
変わり得ない。
アルフレッド アドラーの心理学は、生きる意味を私に与えてくれました。
一般的な人生に意味はないのですが、人生の意味は、あなたが自分自身に
与えるものだとも。
人の幸せは貢献欲にあるとも言っています。
たとえ人から承認されなくても、勇気を出すことをアドラーは要求します。
今の私には、とても恐ろしいことではありますが、少しずつ一歩を踏み出していこうと
神戸の夜景を見ながら、そう心に誓いました。