口呼吸の相談
4日春雨の中、私は東京ヘルスケアグループのスタッフミーテイングに参加しました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
先日、お子さんの口呼吸についてのご相談がありました。4歳の息子さんが、いまだによだれが多く、また夜寝ている時にぽかんと口を開けっぱなしで寝ていることが心配とのことでした。
私自身、歯並びではなく口呼吸のご相談は初めてのことでしたが、口呼吸の原因とその対処法を丁寧にお話しさせていただきました。口呼吸の原因は、口の周囲筋や舌の力が低下していることがあげられます。
なので、その力を高めていく体操と、夜寝ている時に使用するマウステープをお勧めしました。今後、歯科でも口呼吸のご相談が増えてくるものと思われます。その時に口呼吸の原因と対処法を説明していくことで、相談者の不安を解決できるものと考えます。
今回のスタッフミーテイングは、スタッフが長く医院に勤めていくためには、何が必要かを各医院ごとの発表を参考に勉強していきました。当グループでは、歯科衛生士だけでなく歯科助手や受付の勤続年数は、5年以下が4割となっています。
医院によっては、22年以上も務めているスタッフがいて、いったい何が違うのかを学びました。そのなかで分かったことは、院長やスタッフ間の前向きなコミュニケーションが鍵を握っているということです。
お互いをリスペクトし合い、医院の目標を共有することで、より良い職場環境が構築されていきます。一つの医院で長く継続していくことは、自身と医院側の努力が必要で、そのなかから見えてきたものが財産となっていきます。今回のような医院全体参加型の勉強会は、類を見ないものです。
その価値を理解できるスタッフがいるということも、、とても幸せなことだと思いました。