矯正専門医の視点

18日は、私の母校である鶴見大学歯学部の創立40周年記念式典がありました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
その日は、同期会もあり、懐かしい面々と再会しました。そのなかで矯正専門医の女性の友人と何気ない会話の中で、あいうべ体操についての話題が上がり、あいうべのほかに かっ という発音が必要との意見をいただきました。
また、べー といって舌を下にたらすのではなく、舌を前へ伸ばすほうが舌の活性化によいという話もありました。なるほど、矯正専門医の彼女の意見も、もっともだなと感じます。

あいうべ体操は、口の周囲筋と舌の力を活性化し、口呼吸から鼻呼吸へと戻す方法です。口呼吸の弊害は、肺にダイレクトに細菌を取り込むため、風邪や扁桃腺由来の疾患を引き起こすところにあります。
鼻呼吸であれば、鼻腔内の複雑な構造によって、細菌をシャットアウトしますので、そのような疾患を防ぐことができます。当医院では、取外し式の矯正治療のなかで,あいうべ体操を指導しています。