人による意思決定とは

12日13日は国際歯科シンポジウムに参加していました。幕張ドルフィン歯科の米山です。
おもに根幹治療、審美、咬合のコントロールなどを学びました。そのなかで、意思決定について深く学びがありましたので、矯正治療の意思決定についてお話しいたします。
皆さんが何かを決める時、いったいその基準となるものはなんでしょうか?それをすることでの自分のメリットや継続できる根拠などまた、料金なども計算されるでしょう。現在は、情報の洪水といわれ、一概に良い悪いで言い切れない状態となっています。

どのようなものでもそうでしょうが、利点欠点はすべてのものにあてはめられます。ワイヤー矯正の利点欠点、また当医院で行っている取外し式矯正の利点欠点双方の矯正を比較検討されたうえで、意思決定をされることをお勧めしています。
情報の海の中でおぼれないように、また自分の感情も意思決定にはとても重要なファクターです。たとえどんなに正しいと思える情報であったとしても、直感的に違和感があるものは手を出さないほうがいいでしょう。
この直感はAIには、計算できない領域です。人間の根源的な要素ともいえます。最終的な判断基準になりうる直感を大切にしたいものです。